野村均整ノート書籍紹介(単本) 一覧

1)重心と重心支点の均整テクニック  2000円  

 昭和40年6月、全国講習会の録音テープより筆写した。講座集6号に掲載されているが、僅か3ページしかなく、内容も概略的である。均整法にとって基本的な課題の「重心」問題が説かれている。
(理論的:上級者向き)46P 2003年10月・改訂

2)骨格均整法の基礎理論  3000円

 昭和39年11月の全国講習会の録音テープを細大漏らさず筆記した。講座集の4号として出ているが、それより理解しやすいように編集し直した。
講義の内容は均整法の根幹に触れ、三原則と12種体型から踏み込んだ理論が述べられて参考になるものが多い。
(理論的:上級者向き)50P 1980年11月作成

3)改編:姿形操縦説明図 2000円

亀井師範の初期の頃のテキストで、資料として珍しいもの。原本は謄写版で古びており、項目が不統一で挿絵も稚拙なので、他の資料と照合して補完につとめて書き改めた。
(古典的・臨床的:初級者向き)34P 1981年11月作成

4)脊髄神経反射の診断と調整法  3000円

均整講座集(一)の同題名テキストを原本にした。亀井師範が自ら編集して発行されたものであるが、現存が危ぶまれる貴重な資料となったので、挿絵や一覧表を入れて理解しやすいようにして復刻した。
(理論的:中級者向き)58P 1983年12月作成

5)身体均整法のあゆみ 1000円→絶版

 均整法の創始と共に歩みを始められた亀井師範の人となりを均整法の資料の年表と併せて編集したもの。
(初・中級者向き)27P 1989年4月作成

6)救急均整操法 9000円

 昭和44年11月から4回の全国講習会において、亀井師範が講義された「救急均整操法」の中から、初心者にもすぐに出来るものを選び、併せて他の資料の中から救急的なものを選出して編集した。家庭の救急箱としての役割と、均整法を習いはじめた初心者の上達への手づるとしても役立つ。
これを手引書にして先ず治してみる。すると均整法の素晴らしさが分かり、勉強の励みになること請け合いである。
(最も臨床的:且つ初心者に最適)174P 1991年12月作成

7)神経反射のテクニック 5000円 

昭和40年3月第17回、同年6月第18回全国講習会の第3日目の実技記録をまとめたもの。いずれも「内展体制」には直接関係がないので1冊にまとめた。体型の観察・調整、刺激の原則など基本的なことが実技として示されていて貴重‥‥。
(臨床的:初・中級者向き)98P 1995年1月作成

8)全面改訂:整顔整容法 9000円 

 昭和40年8月第19回全国講習会で「整顔整容法」と題して講義が行われて、それが講座集第7号として発行されているが、当時は編集が極めて短時間に限られ、更に印刷費を切り詰めるために原稿がカットされて内容が概略的になっている。それで講義を記録したテープを始めから聞き取って、根本的に作り直した。
亀井師範が自らテキストを執筆して講義に当たられたのは、この「整顔整容法」と「痛みの処方」「正続・生殖器講座」で、この頃の講義には如何に心血を注いでおられたかが窺われる。
そのテキスト「整顔整容法」も復刻して添え、併せて臨床のためにそれを要約した検索表も付した。
(臨床的:初・中級者向き)189P 1995年11月作成

9)初めての人に‥身体均整法とは 2000円 

昭和42年10月亀井先生が東北地方に均整法を広めるために、仙台市において特別に臨時特別講習会と銘打って講義をされた時の記録である。内容は均整法の原則を説いたもので、初めて均整法を学ぶ人には分かり易く、且つ既に均整法を学んでいる人には別の角度から頭を新鮮にする好材料である。
(理論的:初心者向き)54P 1996年2月作成

 10)改訂・復刻:療術臨床必携 8000円 

 昭和24年3月の発行で均整協会が設立する2年前、均整法の黎明期における亀井先生の初期の著作である。内容は当時の療術界に於ける各種技術の集約であるが、後に均整法として熟成してゆく萌芽がここに見られる。
復刻に当たっては用字用語を一新し、挿絵も数を増やし丁寧に描いた。また要約・一覧表などを入れて理解の助けに努めた。
(古典的:中・上級者向き)167P 1996年7月作成

 11)全面改訂:痛みの処方 10000円 

 「腰痛」「膝・足関節」「肩・肘・手」「頚・胸・腹」および「募穴・奇脈・絡穴応用」の鎮痛処方を、昭和40年11月、第20回全国講習会で亀井師範が自らテキストを執筆して「痛みの処方」と題して講義が行われた。それが講座集8号として発行されているが、始めからテープを聞き直して亀井師範の言葉をより多く、語り口もをのままに取り入れて根本的に作り変えた。
テキスト「痛みの処方」も挿絵を一新して復刻して一緒にまとめたもので、本書は臨床には力強い助っ人である。
(臨床的:初・中級者向き)233P 1997年7月作成

12)全面改訂:続・痛みの処方 8000円 

 前記「痛みの処方」のテキスト後半「類別鎮痛処方」を、昭和41年11月改めて講義されたものをテープより筆記して作成したもの。ときには脱線した余談も出来るだけ取り入れて、講義内容を余すところなく包括し、且つ分かり易くした。「類別克復法」の解説書としても役立つものである。
(臨床的:初・中級者向き)170P 1998年10月作成

13)均整入門:分かりやすい12種体型 6000円 

難しいとされていた12種体型と三原則を、亀井先生の講義記録を全部聞き直した上に、分かり易いように順序を組み立てて根本的に改良した。「均整法の第一歩」「12種体型入門」に続いて均整法を分かり易く説こうとする第3回目の試みである。
これによって「第一歩」と「入門」は廃刊とした。
(理論的:初心者向き)98P 1999年7月作成

14)オステオパシー:肋骨・骨盤均整法 7000円 

 昭和41年3月から47年4月まで11回にわたって、亀井先生が講義された「オステオパシー:骨格均整法」の中から、肋骨と骨盤の部分をテープより文書起こしをして作成したものである。オステオパシーは均整法の調整技術の中でも主要な柱となるものであるにも関わらず、いずれの均整法の協会でも書籍として世に出し得なかったものが初めて日の目を見たわけである。
(臨床的:初・中級者向き)124P 2000年8月作成

15)オステオパシー:脊柱・関節均整法 10000円 

前記「骨格均整法」の中から脊柱と関節の部分をテープより文書起こしをして作成したものである。オステオパシーは均整法の調整技術の中でも数多く利用され、年々歳々技術の成長を見てきた。3原則と12種体型の上に亀井師範の講義の趣旨をよく読んで見様見真似でもいいから手を出してウデを磨いて行けば、ゼニのなる木となること請け合いである。
(臨床的:初・中級者向き)223P 2003年5月作成

16)小児均整操法 6000円 

医学において内科、外科、小児科があるように、均整法においても子供の体の故障については、各器官が未完成ゆえに対応の仕方が違ってくるわけである。
昭和43年8月協会より講座集15号「小児の均整操縦法」として講座記録が発行されているが、編集の期間と発行の予算が切り詰められて内容が概略的になっている。本書では亀井師範の語り口や余談も取り入れてなるべく詳細に分かり易く補完した。
(臨床的:初・中級者向き)93P 2004年4月作成

 17)老人均整操法 6000円 

小児均整操法に次いで昭和43年8月、「老化と老年病」と題して講義された。講座集は16号として発行されている。
老人の病気は殆どが循環器系である。手足に可動性の制限があるので、それを初期の故障として調整するのが老人病を治すコツである。
(臨床的:初・中級者向き)105P 2005年4月作成
18)くつろぎ傾斜圧 6000円